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JFW JAPAN CREATION 2019

  • 執筆者の写真: Motoko Simizu
    Motoko Simizu
  • 2018年11月23日
  • 読了時間: 2分

極限まで薄いコットンにプリントされた繊細な線描きの花。

遠州産地の高い技術が詰まった生地で拵えたドレスです。

このプリントを行ったのは日本形染株式会社様。

この度mocomodeに展示会のための洋服をご注文いただきました。

デザインから縫製まで全てこちらにお任せいただきました。

やりがいはありますが難しい内容です。

生地の特性を活かすにはどういう方向性にするのか、

思考錯誤を繰り返しました。

とても柔らかい生地質ですから、

ギャザーもドレープも綺麗に仕上がります。

心に決めていたのは、

安易にギャザーを入れた可愛いナチュラル服にしない事。

繊細な柄が映えるエレガントなシルエットに拘りました。

ふんわりと肩から上半身を覆う柔らかいドレープ、

スカートはスリムなラインですっきりと。

ギャザーではなくタックにする事で、

大人の華やかさを表現できたと思います。

アンダードレスもタイトなデザインです。

(今回は展示品ですので裏地はつけておりません。)

さて、ドレスのお披露目は東京国際フォーラムで開催された

「JFW JAPAN CREATION 2019」

www.japancreation.com

生地産地やメーカーが其々のブースに出展し、

アパレルバイヤーやデザイナーと商談する場です。

今回は日本形染様のご好意で入場パスポートいただきました。

華やかなファッションショーやポップアップもあり、

熱気溢れる会場でした。

業者展示の会場は広大な床面がぎっしりと区切られていました。

日本形染様のブースに行くと、

mocomode制作のドレスがこのようにスックと立っていました。

とても晴れ晴れとした気持ちになりました。

mocomode以外にも地元浜松のクリエイターさんが日本形染様のブースを彩っていました。

北欧調の鳥のテキスタイルはmeri designさん、

その生地でワンピースを制作されたのはTa_takakaさんです。

会場では遠州織物を支える企業や繊維業界の方々にもお目にかかり、

とても実りの多い1日でした。

このような機会を与えてくださった日本形染様に感謝申し上げるとともに、

今後も遠州織物のアピールのため微力を尽くしたいと思います。


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