• Motoko Simizu

*着物リメイクは海を越えて*


近頃増えているお着物のリメイク。

長いこと箪笥で眠っていた着物たちが、 再び明るい光と熱い視線を浴びる時。

こちらは一見紬のような柄ゆきですが、小紋です。 色合いがモダンですね。

横地でドルマンスリーブをとって、 胸から下は縦地ですっきりと仕立てました。 ストンとした「かぶり」ですが、 ウエストを微妙に絞ったりと、 綺麗なラインになるように工夫しました。

そしてこちらは変わりバルーンスカート。 表地をねじって裏地に縫い付けたので、 裾線が波打って面白い表情になっています。 お客様がある作家さんの作品をお持ちになって、 同じものを作って欲しいというオーダーでした。 その作家さんはそろそろ引退を考えていらっしゃるそうで、 もちろんコピーをとる許可をいただいた上です。 楽しい作品を制作していらしたんですね。

さて、 以上の二着のご注文をくださったのはこちらのお方。

笑顔が知的で素敵! いつもアクティブに飛び回っていらっしゃる人生の先輩! 様々な文化活動や慈善活動に取り組んでいらっしゃる女性! 「祐子さん」 地元ではご存知の方も多いのでは? つい先ごろは、 浜松の老舗ギャラリー再建に取り組むという話題で 新聞に大きく取り上げられたばかり。 この着物リメイクもその取り組みと無関係ではありません。 ギャラリーリニューアルオープンの暁には、 着物リメイクショップも立ち上げるプランが進んでいます。 しかも、そこに並ぶリメイク服はネパールの少女たちに縫製してもらい、 彼女たちの自立支援につなげようという大きな目的があります。 ですからこの二着はその見本。 型紙も一緒にお渡ししました。 そして今日、この二着は祐子さんと海を渡り、 ネパールで待つ少女たちの元へ向かいます。 困難の多い世界で生きる若い女性の収入源になれば、 本当に素晴らしいですね。 年下の私を 「基子さんはお友達」 と気さくにお付き合いをしてくださる祐子さん。 柔軟な精神の持ち主だからこそ、 一見壮大なプロジェクトに果敢に挑戦できるのですね。 祐子さん頑張って! mocomode も微力ながらお手伝いします。


16回の閲覧

© 2017 mocomode